SSブログ

天岩戸 [歴史]

 日本神話にある「天岩戸」の物語が〔歴史〕に相当するのかは分からない。
 今日(7月22日)、日本の悪石島で皆既日食が見られるのだそうだが、あいにくの天候。オジサンの知り合いは「友達がいるから」と上海に足を伸ばしているが、さて、現地はどうなのだろう。
 ふと思ったのは、天岩戸の物語は皆既日食の記憶が元になったんじゃないか? ということだった。天照大神=卑弥呼説があるので、3世紀の日本列島で確認された日食についてネットで調べてみた。すると247年と248年の2年連続で起こったという記事がわんさか出てきた。
 う~ん、という感じがした。
 今回が46年ぶり、次回は26年後というのに、なんで邪馬台国時代に2年連続で起こったんだろう。卑弥呼さんが亡くなって、新しい女王として台與が立ったという記録があるので、2年連続の日食ということにした方が都合がいいからなんだろうか。天文学の厳密な推定はどうなんだろう。
 というわけで、それ以上は調べなかった。結局、邪馬台国論争になってしまうからだ。
 
 オジサンは小学校のとき、全校生徒が校に出て、プラスチック(orセルロイド)の下敷きや煤を付けたガラス板で部分日食を見たことを覚えている。そのときは、こんなに大騒ぎしてなかったと思う。豊かになったということなんだな。


nice!(0)  コメント(0) 

地球は寒冷化? [歴史]

自民党・谷垣新総裁をネタにすると思ったでしょう?

 紀元3世紀の北東アジアは非常に寒冷だったらしい。沿海州から満州にかけて狩猟・漁労で生計を立てていた人々の一部が南進して、朝鮮半島の北と南の祖形が形成された。すなわち北の「句麗」、南の「韓」だ。〈ク〉は「大きな・広大な」の意味、リは「大地」の意味で、南方に伝わる途中でラに開音した。奈良のラに通じる。一方の韓はハンと発音し「大きな」「偉大な」の意味。中国王朝「漢」も同じ意味で、チンギス汗のハンに通じる。現在と比べてどれほど寒冷だったか分からないが、人々は鉄を中国の通貨に変え、それを持って米を買った。気候が北東アジアの歴史を動かした。
 

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

桜井茶臼山古墳での発見 [歴史]

 夢の話である。こうしたい、こうなったら……という話でなく、寝ているときに見る夢のことだ。暗くて細いトンネルのような道を進んでいくと、ワッと空間が広がって、金色に輝く甲冑が立っている。兜には源平時代の鍬形や戦国時代の立て物がない眉庇型、鎧は短甲で綴はない。それはたぶん、博物館で古墳時代の武人埴輪を見たからで、夢の中で大発見にうろたえ興奮したことを覚えている。ずっと後になって、出来上がったばかりの銅鐸は金色に輝くということを知った。当時のまま青銅を砂の金型に流し込んで実際に作ってみる実験考古学の成果だが、夢の中の甲冑が金色に輝いていたのはまんざらじゃなかったわけだ。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

高原友生さんが逝去、84歳 [歴史]

書籍.JPG


12月4日に高原友生氏が亡くなったことを、新聞とネットニュースの訃報で知った。記事は「高原友生氏(たかはら・ともお=元伊藤忠商事常務、元CRCソリューションズ〈現伊藤忠テクノソリューションズ〉社長)4日午前3時11分、老衰のため東京都世田谷区の自宅で死去、84歳。岡山市出身。葬儀は近親者で済ませた」と簡素なものだった。それは広く一般の読者を想定するメディアとして当然のことだが、情報サービス産業にかかわる立場では一言も二言も付け加えておかなければならない。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。