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愛チャン頑張れ [雑感]

 今回は雑感。

 テニスの愛チャンが、9月27日からの東レPROを最後に現役引退を発表した。オフィシャルサイトによると、5歳でテニスを始め、15歳で日本人初の世界ジュニアランキング1位、97年世界581位でグランドスラムにデビューして以来、ダブルス優勝3回、準優勝8回、世界ランキングの最高位はシングルス8位、ダブルス1位。アトランタ、アテネ、北京のオリンピック3大会に出場と、日本を代表するアスリートであることは誰もが認める。妙齢の女性なのだから「さん」と呼ぶのが礼儀だろうが、思わず「チャン」になってしまう。

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早くもリオ特需 [雑感]

 現在は大学教授で元新聞記者のH氏が、オリンピックの東京招致敗北について、次のように書いている。「石原さんは、日本の閉塞感を打破するために東京でオリンピックを、と語っていた。閉塞感打破のためにオリンピックを利用する考え方は、国内の矛盾を解決するために侵略戦争に打って出た戦前の政治思想とどこか似ている。鳩山首相は2020年までに温室効果ガス25%削減する公約を再度訴え、環境に配慮した東京開催の意義を強調した。若者に夢を、社会の閉塞感の打破、環境への配慮、いずれも政治の本来の目的であるはず。オリンピックが東京に来なくても実現しなければならないはずだ」。
 

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これってどうなんだろう [雑感]

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 つい書きそびれていたのは、新しい健康保険証のことである。拙者は政府管掌健保なので他のことは分からないが、送られてきた新しいカードの裏側に、臓器提供の意思確認欄が付いていた。万が一、あなたが脳死の判定を受けたときや心停止の死後、臓器提供に合意しますか? というわけだ。脳死判定で対象となる臓器は、心臓・肺・肝臓・腎臓・膵臓・小腸・眼球・その他、心停止の死後は腎臓・膵臓・眼球・その他。いずれかに○を付けるか、「提供しない」を選択するようになっている。記入後、他者の目に触れたないようにする粘着紙も一緒についてきたが、剥がせるのは一度だけと説明にある。

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井村雅代さんの講演 [雑感]

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 シンクロナイズドスイミングの井村雅代さんの講演を聞いた。元日本代表コーチから中国に渡り、北京オリンピックで中国チームにメダルをもたらした人だ。中国選手たちは前もって日本から“鬼”がやってくると知らされていたから、かえってやりやすかった。中国人コーチは選手たちを太らせないことに熱心だったため、体重を落としすぎて練習を始めて10分もすると、体が動かなくなる。先ず指体重を5キロ増やすこと、人と会ったら笑顔で元気に挨拶すること、魔法の言葉「ありがとう」を言うことを指示した。戦いの前の戦いに負けていたチームに余裕が生まれ、外国チームは「中国はすごい」と感じるようになった。

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ちょっと一汗 [雑感]

 近くの川の両岸にある遊歩道往復約10キロ。歩き出したときは曇り空でちょっと肌向かったが、小一時間ほどして陽が射し始め、一汗かいた。車で通り過ぎると気がつかない「へぇ」がたくさん見つかる。ということで、今回は10月にかかわるネタでお茶を濁す。

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中島みゆき嬢に紫綬褒章 [雑感]

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▲左下のジャケットはポニーキャニオンのスペシャル版


 中島みゆきさんが紫綬褒章という。本名は「美雪」。札幌市に生まれ岩内に移り住んで帯広で中学、高校を過ごした。藤女子大学文学部国文学科に入り、高校のころから自作自演の歌を文化祭などで披露、北海道大学のフォークソング研究会に出入りし、72年ニッポン放送の音楽番組「バイタリス・フォークビレッジ第2回全国フォーク音楽祭全国大会」に参加。自作の「あたし時々おもうの」で優秀賞、75年ヤマハ主催「第9回ポピュラーソングコンテスト」(ポプコン)入賞(「傷ついた翼」)、同年9月キャニオンレコードから「アザミ嬢のララバイ」でデビュー、76年「第10回ポプコン」「第9回世界歌謡祭」でグランプリ(「時代」)。

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いっそ叙勲者に爵位を与えよ [雑感]

 政界から元法相2人、元建設相、元副法相、元厚相、元副内閣相各1人の計5人、官界から元最高裁判事2人、元アメリカ大使1人の計3人。民間からは張富士夫トヨタ自動車会長、野村明雄元大阪瓦斯社長、箕浦宗吉元名古屋鉄道社長の3人。3日に発表された秋の叙勲のうち、外国人を除く旭日大綬章の受章者である。政5・官3・民3の割合は例年と大きく違わない。重光章には政務次官、庁長官、事務次官、大使、地検検事正、裁判官、中授章になると政務次官、市長・町長、霞が関の審議官や地方局の局長、地方銀行の頭取、私学校理事長、都議・県議、大学教授、病院長などが並ぶ。むろん遠い世界の話だ。

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ホチキスは商標だったよね [雑感]

 9日付朝日夕刊を開くと、2面に「開発したホチキスの販売本数/1年間で111万本」の見出しがドンッと出ていた。えっ? ホチキスって商標だよね、だったらカギカッコ付きじゃないとマズイんじゃない? と思ったのは仕事柄だろうか。ところが当のマックス社の記事だったので、固有の商標として扱わなかったのか。NHKなら「ステープラー」と言い換えているところで、さすが朝日と思ったのも束の間、どうやらマックス社はホチキスという商標の権利を留保しつつ、ご自由にお使いください、という姿勢らしい。

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「1日1本」が途切れた言いわけ [雑感]

 「1日1本」が途切れるのは承知だった。それでもやらなければならなかったのは、ITサービス企業の09年度上期(4~9月)決算の集計である。株式公開企業に限るが、上期と下期の業績を、過去6年、継続して調査してきた。それを優先する必要があった。3月末本決算の企業だけで309社、そのうち受託ソフト開発に軸足を置く84社の上半期売上高は、前年度同期比7.3%減の1兆9912億円。第1四半期は3.0%減の微減にとどまっていたが、第2四半期は10.8%減と2けたの減収だった。本業の利益を示す営業利益は、第1四半期が62.5%減の140億円、第2四半期が5.1%減の855億円で、上期の営業利益率は5.0%だった。

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情報化時代の常用漢字 国語審議会が見直し案 [雑感]

 やや旧聞に属するが、5月19日、文化審議会国語分科会が常用漢字表を見直し、196字を追加し5字を削除する答申案を決定した。6月の文化審議会を経て文部科学相に答申、内閣が年内にも告示する予定で、これにより常用漢字は191字増の2,136字になる。文部科学大臣が「情報化時代の漢字使用の目安を」と諮問したのは2005年3月というから、迅速を旨とする情報化時代にあって、同審議会は時代遅れの感が否めない。  常用漢字表は、漢字使用を制限することを目的に1946年に導入された当用漢字表に代わり、1981年に法令や新聞、雑誌、放送など一般社会の漢字使用の目安として作成されたもの。最近でこそ新聞は使用する漢字に独自規定を設けているし、コンピュータのおかげでルビが振れるようになった。自由度は格段に高まったが、20年ほど前までは常用漢字が前提だった。新聞が漢字教育の手段として位置づけられていたためだ。
万葉仮名で「加名川県」
 新聞記者だからといって常用漢字を丸暗記しているわけではなく、コンピュータが適用外の漢字をはじき出してくれる。ワープロで記事を書くようになったとき、国産メーカーが「記者用ワープロ」を作ってくれたが、思うようには売れなかった。記者は縛られたり制限されるのを嫌う。とはいえ神奈川県を本気で「加名川県」と万葉仮名ふうに書いた新人記者がいて、それで筆者は新卒採用のとき、「都道府県名と県庁所在地を漢字で書け」という設問を入れた記憶がある。  読み・書き・算盤の時代は去り、漢字は読めればいい、キーボードを叩けば漢字が表示される、読めなくても文字一覧から探し出せる。UGUISUと打てば「鶯」、YUUUTUと打てば「憂鬱」。画数が最も多い二字熟語はAITAIだが、さすがに「靉靆」は表示されないようなので、しばらく薀蓄のネタとして使えそうだ。ちなみに「靉靆」は〈たなびく雲のさま〉という意味だと、旧仮名遣いの大字林で読んだことがある。  物理学者の田中館愛橘博士(1856~1952)が「ローマ字を日本の標準に」と提唱したのは明治18年(1885)のこと。文化審議会答申案発表の翌日は奇しくも「ローマ字の日」だった。なるほどアルファベットの分かち書きで日本語が表記されていたら、何千、何万もの漢字を覚える間に方程式の一つも解けたかもしれない。反面、漢字があればこそ繊細微妙な表現が生まれ芸術性が高まったともいえるのだが、キーボードから叩き出される漢字は果たして表現足りうるのか―と、原稿用紙と万年筆に憧れた戦後世代は考えてしまう。
言葉の乱れに追いつかない
 「言葉は生き物なので、時代とともに変わっていって当り前」というのが国語学者・大野晋博士の持論だった。漢字、平仮名、片仮名、アルファベット、記号を自在に取り込んだうえ、縦にも横にも表記できる日本語は、なるほど自由度が高いだけに、変化にも柔軟な特長がある。IT業界の記者ながら、横溢するカタカナ用語、アルファベット略に辟易していたものだから、論評でメインフレームとダム端末のオンラインを「親方日の丸」、マイクロ・メインフレーム・リンク(MML)を「護送船団」、クライアント・サーバーを「親亀・子亀・孫亀」、ITベンダーを「情報技術納入業者」と表記して失笑を買ったことを思い出す。  最近、頻繁に耳にする「全然~だよ」はわれわれ世代には違和感がある。われわれは「全然~ない」と教わったが、戦前は肯定的な意味でも使われていたらしい。なるほど文字面からいえばその通りで、肯定・否定のいずれの場合でも強調する意味には違いない。そうはいっても、建物が佇んだり(佇むのは人)、指を拱いたり(拱く=組むのは腕)、由緒が正しかったり(由緒がある)というのは、然るべくしての変化でなく、乱れではないか。漢字をどう使おうが、情報化時代に5年もの時間をかけていては、現実がはるかに先行してしまう。改定案が実施されるころには、言葉の乱れの方が大きな問題になっているのではあるまいか。
重要なのはコードの統一
 もう一つ、せっかく「情報化時代を視野に入れた漢字使用の目安」というのなら、個々の漢字を審議するなぞは木を見て山を見ぬのと同然、という議論がなければならなかった。コンピュータで漢字を処理するには、一文字ごとにコードが割り当てられなければならない。一般的な漢字はともかく、外字のコードが不統一なものだから、変換テーブルが山のように作られ、改定のたびにユーザーはたいへんな苦労をする。  地名・人名は市町村の住民管理に欠かせないが、コードが統一されていないので、データに互換性がない。点が一つ多い、縦棒が跳ねる・跳ねないというだけのために、わざわざ作ったイメージをそこに当てる。データ上はブランクなので、他のシステムにかけると空白が出てきてしまう。行政手続きの上では個人を特定できれば目的が達せられるのだから、渡邊も渡邉も「渡辺」でいい。齋藤、斎藤は「斉藤」でいいじゃないか、という議論が、なぜか出てこない。  加えて土地は国土交通省、法令は法務省、社会保障は厚生労働省、パスポートは外務省、教育機関は文部科学省、コンピュータは経済産業省と、縦割り。以上のことは国語分科会の仕事ではないかもしれないが、かかわりがない話ではない。少なくとも文部科学省には日本語、漢字にまつわる大局的な、中長期的な視点が必要であろう。5年もかけるなら、そちらの議論を深めてほしかった。

タグ:漢字
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